空家はいつまで売れる?

皆さんこんにちは。武長のタケマサです。

皆さん今年の目標は立てましたか?「今年は○○する」とか。年末って忙しくて気分がハイになっているからか、意外にハードな目標を立てがちではありませんか?それがお正月ののんびりムードに突入すると一気に気が緩んで「あれね。そのうちやりますよ。」、みたいになりがちですよね。早いもので1月も下旬に突入です。もうすぐ一年の1/12が去ろうとしています。目標に向けて頑張って参りましょう!

さて、空家をお持ちの皆さん。空家を持っているのって大変ではありませんか?固定資産税などはお住まいよりも高いでしょうし、ご近所から雑草などのクレームが入ったり、火事が出そうで怖いとか町内会から申し入れがあったり…。それに今後は市町村に有効な管理、活用が認められない場合には固定資産税が通常の6倍になることも!でも、切羽詰まらないと「そのうち考えるよ」となりがちなのがこの手のご検討ですね。「売ろうと思えばいつでも大丈夫」とお考えでしょうか?

私どもの業界団体の建物査定システムでは、新築時の建物価値をあらゆる角度から算出し、築年数によって現価率を定めて計算します。そのシステムによると築20年以降の建物現価率は一律0.1、つまり10%とされています。築80年でも0.1です。築20年以上の建物の価値の上限は0.1(10%)ということですね。あとは現地の状況と中古住宅市場で流通に堪えうる物件か否かという判断になろうかと考えられます。つまり、人が住み続けられる状況であれば家、そうでなければ廃墟ということで流通できない、つまり売れないという判断になりそうです。

そうなると、売るために解体工事費用という投資が必要になります。解体工事については年々廃棄物処理についての法律が改正されてコストは上昇し続けています。住宅の解体工事でも数百万円かかります。売れる前にこれだけの負担が生じるというのも厳しいお話ですね。そうでなくてもあらゆる方向から建物の価値は下がっていきます。省エネ基準や耐震性、住宅設備の進歩など制度や性能という意味でも古くなっていくわけですから、家はいつまでも売れるとは言い難いと考えられます。売れるうちに売る。売れるうちでなければ売れないということですね。「そのうち考えるよ」ではなく「今年中にやろう」という姿勢がより有利な結果を生み出しそうです。そんな時にはお気軽にお話をお聞かせ下さい。いつでもお待ちしています。

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