不動産買取と仲介でのご売却

皆さんこんにちは。武長のタケマサです。お盆が終わり、空がやや高く見えてきましたが暑いですね~。朝の温度計が33℃を表示しているとげんなりします。暑さ寒さも彼岸までといいます。この暑さももう少しと信じて頑張って参りましょう!

皆さんは不動産業者による不動産買取というとどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。通常より安く買いたたかれるというイメージの方が多いようです。確かに私共にとって不動産買取は商品仕入れです。お譲りいただき、手を加えて販売するというものですから、そこに利益を出さなくてはなりません。正直、経費相当は低い金額になります。では仲介だったらそんなことは無いでしょうか。仲介によるご売却は直接買主さんと交渉をする形になるので、要望通りにご売却ができると言われます。現場のイメージとは若干違います。確かに人気地のお買い得物件などは、比較的早く売買が成立します。価格も当初のご希望に近い金額でご売できることもあります。しかしもう一方には、3ヵ月、半年、1年かかる物件があることも確かです。3カ月に1回程度価格の見直しを行い、少しづつ下げていくという処方で購入者を募集していきます。

例えば、売主さんが2,000万円という価格をご希望だとします。この時、不動産買取業者の希望提示額が1,600万円だったとしましょう。それならということで、仲介で2,000万円の売り出しを使用ということになりました。そして3カ月が経過して売却ができない。不動産業者と協議して150万円の値下げを行い、1,850万円で売り出すことになりました。また3カ月が経過してまだ購入希望者が現れない…打合せの結果もう100万円下げることとなり1,750万円で売りに出したところ、購入希望者が現れました。しかし、価格交渉が入り1,700万円なら購入するとのこと。昨今では価格交渉は常態化しています。50万円の交渉は珍しくありません。そして1,700万円でご売却することとなり、売買成立となりました。

売主さんは、当初不動産買取会社が1,600万円という提案価格だったので100万円高く売れた!と思いました。が、これが違うのです。仲介ということは仲介手数料が掛かります。売買代金×3%+6万円+税となりますから、1,700万円で売買した場合には627,000円の手数料が必要になります。差引1,637.3万円ということです。6ヶ月という期間を費やして373,000円の差額です。不動産をご売却になるのですから目的もおありになったでしょう。何等かのお支払や新しいお住まいのお支払でしょうか。その分を一時的にお借入れになったとすると、その金利や融資諸経費も必要になったはずです。業者による不動産買取は期限と金額が確定できます。一旦金額が決まれば価格交渉はありません。なので、マイホームのお買換えなどの際にも住宅ローンなどの計画を立てやすく便利であるという利便性という価値観もあります。一概に不動産業者による買取が売主さんにとって不利益とは言い切れませんね。

武長の不動産買取では築30年以上の住宅でもOKです。このくらいの築年数になると「解体して売土地にしないとダメ」という業者もいます。建築の経験がない方は築年数でしか判断できませんからね。それにこの解体工事ですが、規模にもよりますがその費用は200万円は下りません。不動産をこれからご売却になるのに先行投資が必要というのも…。古家、空家をお持ちの方はお気軽にお問合せ下さい。建築経験20年以上のスタッフが拝見します。使っていない土地も歓迎です。また、地元に不動産をお持ちで県外など遠方にお住まいの方もお気軽にお問合せ下さい。埼玉、千葉からカリフォルニアまでお住まいの方のお手伝いをして参りました。メールやオンラインを利用してお手伝い致します。そのほか不動産のことならなんでも武長にご相談下さい。武長は私一人で運営しています。だからしつこい営業は致しません。というかできませんから安心してご利用下さい。では次回もよろしくお願いします。

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