皆さんこんにちは。武長のタケマサです。
最近週末になると朝から花火の音が聞こえます。秋祭りのシーズンなんですね。五穀豊穣に感謝して、次の方策を祈願するお祭りです。子供の頃は楽しみでしたね。夜店が並んでにぎやかで。今度出かけてみようと思います。
「家を買う時に物件価格だけを見ていた…」「住宅ローンの総支払額が物件価格を大きく上回るって本当?」「結局、家にいくらかけることになるんだろう?」そう思う方もいるのではないでしょうか。多くの人は「3,000万円の家を買った」と言いますが、住宅ローンを利用する場合、実際に支払う総額はそれを大きく上回ります。例えば、3,000万円を35年ローン(金利1.5%)で借りると、総返済額は約3,800万円。金利が2%なら約4,100万円、3%なら約4,700万円にもなります。つまり、「家」ではなく「住宅ローン」こそが人生最大の買い物なのです。

金利タイプの選択は総支払額に大きく影響します。一般的に変動金利は当初の金利が低く設定されていますが、将来の金利上昇リスクがあります。一方、固定金利は当初金利は高めですが、返済額の変動がないため家計の見通しが立てやすいという利点があります。どちらが有利かは一概には言えず、ご自身の収入の安定性や金利の見通しも選択の要素ではありますが、その時々の情勢が一番のポイントです。金利が明らかに高いポジションにあるとき、この先金利は下がるしかないという時には変動金利を選択します。金利が明らかに低いポジションにあるとき、もうこれ以上下がらない、上がるしかないという時には固定金利を選択します。
返済期間も重要な要素です。期間を長くすれば月々の返済負担は減りますが、総支払額は増えます。例えば同じ3,000万円(金利2%)でも、30年と35年では総支払額が約200万円も変わってきます。返済期間は短いほど総支払額は減りますが、無理のない返済計画を立てることが大切です。住宅ローンを貸してくれる金額(限度額)で借りている場合には、月々の返済金額も収入に対して最大の返済となります。豊かな暮らしのコストも考えた計画が大切です。でないと、豊かさが無い厳しい返済が35年間という長い期間続くことになりますから。
住宅ローンは単なる「家の代金」ではなく、長期的な「金融商品」として捉えることが重要です。適切な知識と計画があれば、この「人生最大の買い物」をより賢く管理することができるでしょう。
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