不動産と災害

皆さんこんにちは。武長のタケマサです。

また台風が接近してますね。今年何個目でしょうか?兎にも角にも台風は接近が見えますから、対策は万全にとっていきましょう。水・食料・灯りにラジオなどの情報源・モバイルバッテリーなど「こんなに?」というくらい備えても多いということはありません!防災意識、高めにキープしていきましょう!

かつての2011年3月11日の大震災。被災された方には心からお見舞いを申し上げます。かの震災は人命はもちろん、暮らしの場である家、街を奪っていきました。大自然の力の前に人の力がいかに小さいかを思い知らされました。また、被災された皆さんの立ち上がる姿に言い尽くせない力強さを感じました。あの津波が多くのものを奪っていく様子を映像で見た時には衝撃的でした。私も港町の生まれで実家は沿岸地域です。全く他人ごとではありませんでした。

そう思ったのは実家の周囲の皆さんも同じだったようです。その後増えたのは売家でした。隣の市の海抜の高い場所に移転する方が増えていったのです。分譲地まるまる隣町からの移住というケースが多く見受けられました。発災当時、沿岸部で土地の売買契約をした方の中には手付金を放棄して契約を解除したというお話をいくつか聞きました。沿岸エリアの不動産取引はほぼ停止状態です。売物件はたくさんあっても売れませんから、価格はどんどん下がっていきます。中古住宅が中古車並みの価格になりました。そんな状態が回復傾向に入るのに10年かかったと感じています。取引価格はいまだ戻っていない感想です。

空き家、空き地と災害についてこのところお話しています。過去のことを考えると洪水被害が出たエリア、地震が報じられた際の沿岸部や傾斜地、山間部などは数年にわたり敬遠されます。不動産はいつでも売れるという時代もありましたが、災害などのイメージを重ねるとどうでしょう。今年は初の大地震注意が発令されました。そして政策金利上昇の発表です。購入者の立場で考えるとメンタル的に厳しい環境と言えそうです。さらに言うと災害が発生した場合、あなたがお持ちの不動産があるエリアでどのような被害が出るかによって物質的なもの以外の損害も発生する可能性があります。

リノベーション+耐震補強やゼロエネ+防災の住まいのための中古住宅や土地として活かすことができる空き家、空き地の取引ができれば理想ですよね。現実的に発災後に市場がそういうメンタルになるには相当な時間がかかります。価値や時間、心理的な損害を被る前に売る側にも買う側にも良い取引ができるのが理想的です。不動産と災害について新たな問題点を突き詰めていきます。今、どうしよう…とお考えの方、お気軽にお話下さい。一緒に考えてみましょう。いつでもお待ちしています。

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藤枝市・焼津市を中心としたエリアで空き家・空き地をお持ちの方へ【武長】例えば大地震注意が発令されましたが… | 最も有利な売却計画を提案しています (takechou-fudousan.jp)

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