皆さんこんにちは。武長のタケマサです。
夏季休暇がsスタートした方も多いのではないでしょうか。心なしか道路が混雑しているように感じられます。新幹線も混雑しているとニュースで報道されています。海外に行かれる方も多いとか…うらやましいです!私も休みますがいまだに予定が決まっていません。なんだかんだ家でのんびりとなりそうです。それもいいですけど。お出かけの皆さん。交通安全、熱中症対策等お気をつけて夏をお楽しみ下さい。
お盆ということで、ご親戚が集まるという方もお見えではないでしょうか。ご実家が空き家になっている場合など話題に上がることもあるかもしれませんね。「じゃあそろそろ売ろうか」となったときに、しておかなければならないこと、しておいた方がいいことがあります。

空き家を売ろうと思ったときに確かめておくこと 税務・法律・現地の状態
「空き家を売ろうと思っても何から始めればいいのかわからない…」「相続した空き家、売却前に確認すべきことは?」「空き家売却で思わぬトラブルに巻き込まれないか不安」そう思う方もいるのではないでしょうか。
空き家を売却する前には、「税務面での確認(譲渡所得税・特例適用条件など)」「法律面での確認(所有権・境界・抵当権など)」「現地の状態確認(建物の劣化状況・残置物・近隣環境など)」の3つの視点から事前準備を行うことが重要です。
税務面での確認ポイント
空き家売却時には税金面での確認が欠かせません。まず、譲渡所得税の計算方法を把握しておきましょう。売却価格から取得費と諸経費を差し引いた金額に課税されます。所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得として税率が優遇されます。
特に注目すべきは「空き家の3,000万円特別控除」制度です。相続した空き家が一定の条件(相続から3年以内の売却、耐震基準適合など)を満たせば、最大3,000万円の特別控除が受けられます。この特例を使えば大幅な節税が可能ですので、適用条件を事前に確認しておくことが重要です。
法律面での確認ポイント
法的な問題をクリアにしておかないと、売却途中でトラブルになる可能性があります。まず、所有権の確認は必須です。相続した空き家の場合、相続登記がされているか確認し、未登記であれば早急に手続きを進めましょう。共有名義の場合は、全員の同意を得ることも忘れてはいけません。
また、土地の境界が明確になっているかも重要なポイントです。境界が不明確だと売却後のトラブルの原因になります。必要に応じて境界確定測量を実施しましょう。さらに、抵当権などの担保権が設定されていないかも確認が必要です。住宅ローンが残っている場合は、返済計画を立てておく必要があります。
現地の状態確認ポイント
実際に空き家を訪問し、現地の状態を確認することも欠かせません。建物の劣化状況(雨漏り、シロアリ被害、基礎の亀裂など)を把握しておかないと、査定額に大きく影響します。修繕すべき箇所があれば、費用対効果を考慮して対応を検討しましょう。
また、家の中に残された家財道具や不用品の処分も考えておく必要があります。さらに、近隣環境も重要です。周辺道路の状況や隣家との関係性なども、売却価格や売れやすさに影響します。
空き家売却は単に不動産会社に依頼するだけではなく、これらの事前確認をしっかり行うことで、スムーズな取引と適正な価格での売却が実現します。事前にしっかりした準備をしておくことでより良いご売却条件での取引も可能になります。「これ分かんないな」とか「実家が遠くて」という場合には武長にお話し下さい。いつでもお気軽にご利用下さい。お待ちしています。
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☆空き家を売る前のチェック、コチラもご参考にご覧下さい。
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